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2009/01/10

笑う闘病記 1/10 手術後3日目

 退院もとうとう明日にせまって、少し寂しいような、早く家に帰りたいような、そんな気分です。

 今入院している病棟は、どうも産婦人科病棟。外科がいっぱいだったのかな?でも眺めがよくて、日当たりが良くて、明るくて過ごすには最高の環境です。

 部屋で静かにしていると、生まれたてホヤホヤの、可愛い赤ちゃんの泣き声が聞こえます。バタバタと忙しく動く看護師さんの足音も思ったより心地いい。

 実はこの病院、前は非常に評判のよくない病院でした。看護師は冷たい、食事はまずい、先生は不親切、いいとこないじゃん。

 それが立て替えた6年ほど前、院長も変わり、きっと意識的に「変えよう」と思ったんでしょう。努力し職員の教育をしたんでしょうね。

 看護師さんは、優しくて丁寧で、一つ一つ説明がしっかりしている。時代なんでしょうが、点滴の交換時は二人で病室に来て、名前を確認します。医療ミスを防止なんですね。

 オープンなのが、今は主流になっているようですが、夕方の引き継ぎを病室でするんです。○○さんは、術後1日目で、という風に。

 先生も、手術室の人も、栄養士さんも、食事を運んでくれるスタッフの方も、とても感じがいい。とっつきにくかった主治医の先生も、意外に説明をちゃんとしてくれる。

 もちろん食事は温かくて美味しくて言うことなし。

 夫と次何かで入院するとしたら、ここでいいねと意見が一致しましたもん。

 変えようと思えば、なんでも変えれるのかもしれないな。

 そういえば、入院中に読もうと思っていた「海馬」を読んでいます。池谷裕二と糸井重里の対談をまとめたもの。

 海馬は、脳の記憶をつかさどる器官です。いっぱい刺激を与えた方が海馬の細胞は増えるらしい。

 これ無理とか、考えを変えようとしないと細胞は増えない。おっと、自分の事を言われているようで、頭が痛いが。

 どんどん刺激を受けた海馬は、その情報と以前持っていた情報を結び付けて、さらに飛躍すると。

 「ロックをはずすことが大事だ」って。

 海馬は、毎日の情報量から、いるもの、いらないものを取捨選択するらしいのです。きっと私のように昔の事を覚えていないって、当時いらないものだって、海馬が判断したのかも。

 そう考えると固定観念に縛られないことが、変化を起こせることであり、海馬を育てる?秘訣かなあ。

 入院している病院の変革を見てそう思う私なのです。

 ということで、人間の回復力って素晴らしいと思う順調な自分ですが、なかなか経験できない手術生活、経験できてよかったです。

 やっぱり健康が一番! よし、明日は退院よ。

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